英国で働く金融サラリーマンの日記

英国と日本の違い、個人的な記録

2ポンド硬貨にミス? (無料紙「Metro」 1/19日付の記事より)

英国は記念切手、記念硬貨を発行するのが大好きな国です。昔からのコレクターも多そう。 コレクター魂を満たすために(?)、英国2ポンド硬貨(裏面)や50ペンス硬貨(裏面)は、様々なデザインで彩られています。2015年の記念硬貨は、「ジョン王のマグナ・カルタ署名から800年」が経過したことを示したものとなっています。

当地の無料紙「Metro」は、今回のコインのデザインには重要な過ちがあると指摘します。コインの図案上、ジョン王は羽ペン(quill)を手にしているが、実際には、ジョン王は署名によるのではなく、押印することにより承認した(そのため、羽ペンではなくて、印鑑を手にしているべき)と。

 

マグナ・カルタは、ソールズベリー大聖堂に保管されているものが一般に公開されています。おぼろげな記憶によれば、ジョン王の署名は認められなかった、ただ、押印されている様子も残っていなかったような・・・。その箇所は残念ながら消えてしまったとする、係員による説明を受けた記憶があります。

いずれによせ、今年は記念年。 せっかくなので、マグナ・カルタを見学しに、ソールズベリー大聖堂を訪れるのもよいかもしれません。


New £2 coin has 'mistake' printed on it | Metro News

 

 

 

日本企業の活躍報道(サンリオ)

英国でも、ここ数年でキティちゃんを目にすることが多くなりました。過去に日経新聞でもサンリオ社が、キティちゃんをはじめとした自社キャラクターを世界展開している旨の報道がありましたが、英国でもその効果は顕著にみられます。

こういう商売は、海賊版に悩まされたり、類似キャラクターが登場したり、いろいろと管理が大変だろうとは思いますが、自社の日本における蓄積を武器に世界展開されている展開は非常に心強いです。世界で稼いで、さらに人気の商品・キャラクターを開発して欲しいです。

 

英国では、キティちゃんはネコを飼っている人間で、しかも、ロンドンの郊外に住んでいるということでインパクトが大きく、「Must Read」の記事となっていました。

 

Hello Kitty is not a cat: Sanrio admits she's a British girl | Metro News